日本台湾不動産協会、2025年忘年会を盛大に開催 

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理監事介紹
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政財界・金融・華僑団体が一堂に会し、日台不動産交流を深化

【東京訊】日本台湾不動産協会は12月12日、東京都文京区水道橋にて2025年の年末恒例行事となる忘年会を盛大に開催した。会場には、台湾駐日代表処の周学佑副代表、参議院議員の臼井正一氏をはじめ、あすか信用組合、横浜幸銀信用組合、SBJ銀行など金融機関の関係者、各僑団代表、不動産関連産業の経営者・専門家らが多数出席し、政界・金融界・華僑社会・不動産業界を横断する交流の場となった。

濱田裕子会長
濱田裕子会長

忘年会は、日本台湾不動産協会理事長の濱田裕子氏の進行で行われ、冒頭の挨拶では、日頃から協会活動を支える関係者への感謝が述べられた。濱田理事長は、日本経済の緩やかな回復や円安を背景に、海外投資家の日本不動産市場への関心が一段と高まっている現状に触れ、「住宅、オフィス、観光ホテルなど、あらゆる分野で力強い投資需要が見られる。本日の交流を通じて会員同士の連携を深め、『あなたが豊かに、私が豊かに、みんなが豊かに』という三者共栄の“三富精神”を実現していきたい」と語った。

周學佑副代表
周學佑副代表

来賓からも、同協会の行動力や結束力を評価する声が相次いだ。会場には、金融、建築、保険、法律、管理といった不動産ビジネスに不可欠な専門分野の関係者がほぼ網羅的に集まり、「忘年会という枠を超えた異業種連携のプラットフォーム」と評する声も聞かれた。中には、「ここで実際に物件の話がまとまっても不思議ではない」と笑顔で語る参加者もおり、実務的な交流の場としての価値の高さがうかがえた。

臼井正一議員
臼井正一議員

会の後半では、一年間の支援への感謝を込めた豪華な抽選会が実施され、追加企画も相次ぎ、会場は大いに盛り上がった。また、協賛会員企業の紹介映像が上映され、長年にわたり協会を支えてきたパートナー企業への謝意が示された。あわせて、新たな企業・個人会員の参加を歓迎し、日台不動産産業における実質的な交流と協力をさらに発展させていく方針が共有された。

2025.12.15